町田の農地や緑地を守る

2009年12月15日 21時50分 | カテゴリー: 活動報告

消費者と営農者をつなぐ ——農作業受託ネットワーク・NPO「たがやす」の研修農園を見学

都市の農地や里山の風景を残すために、市民の力を活用しよう、後継者難や人手不足に悩む営農者と農業体験を求める市民とを結びつけようと、農作業受託ネットワーク・NPO法人「たがやす」(奥脇信久理事長)が発足し丸7年。町田市とその周辺の市民ら、およそ100人と農家会員23軒が参加する、市民事業へと広がりを見せる「たがやす」の研修農園(町田市野津田町)に行ってきました。

「たがやす」は、農家会員から農作業の日程と人数の要請を受け、市民会員に連絡・調整し、野菜の収穫、袋詰め、笹薮刈り、苗の植付け作業といった援農活動のほか、地場野菜普及活動、生ごみリサイクル、さらに農業技術を学ぶ研修農園の運営にも取り組んでいます。研修農園は毎年4月開講、翌年1月終了する本格的なもので、農業技術を学び、援農活動を経て、新規就農で巣立った人もいます。

「まずは農に親しむだけでもいい。農地や緑地を保全する第一歩はまずは知ること。そもそも農業はつらい。市民には過酷な作業です。でも、この実践を通じて、食の安心・安全はどう確保されるのか考えてほしいし。農業を身近に感じ食料自給力の向上についても、私たちの問題として考えてもらえれば」と、「たがやす」事務局長の斉藤恵美子さんは話されました。

町田市はまだまだ農地がある都市ですが、農家と隣同士で暮らしていても、作り手と食べ手の間が遠い。食糧増産政策への転換が求められていますが、なにより普通の市民がより多く農業に携わることによって、町田市の中で食料循環型の地域社会を創ることができるのではないでしょうか。行政には、営農者と市民とをつなげる「たがやす」のような事業を担うNPO・市民団体への支援を進めていく役割があると考えています。

私も、発足当初会員として活動してきた「たがやす」。畑に出ると気持ちいい…、まずは畑見学から。参加してみませんか?