遺伝子組み換え生物をめぐる国際会議報告集会に参加

2010年12月21日 19時02分 | カテゴリー: 活動報告

10月12日「MOP5—カルタヘナ議定書第5回締約国会議 (名古屋市)を傍聴してきました

MOP5会場 傍聴は同時通訳で
MOP5会場 傍聴は同時通訳で
 名古屋でCOP10に先立って開かれたカルタヘナ議定書第5回締約国会合(MOP5)を傍聴することができました。

 会場では2つの分科会に分かれて遺伝子組み換え生物(LMO)を安全に取り扱うための対策、戦略計画が検討されていました。その中で、対策を進めるためには我々の国には様々な支援が必要、とくに資金面でと訴えた国が少なからずいて、国ごとの状況の違いを実感しました。

 新しいLMOが次々に開発されて、世界的な対策を講じていくための会議なのに、なんとLMOを先進的に開発し、多用しているアメリカ、カナダは締約国になっていないことに歯がゆい限りです。

 またMOP5に合わせて行われた会場内外での市民ネットワークのイベントでは日本のみならず海外の(メキシコでのトウモロコシなど)汚染の実態が発表されました。

 私は日本に輸入された遺伝子組み換えナタネが、港の船→輸送トラック→製油工場と移送中にこぼれおち、繁殖している実態を調べようと、2004年東京での調査活動が始まる前に千葉港で繁殖しているナタネの葉で簡易検査を経験しました。

 あれから6年、今のところ東京都内では検出されていませんが、グリーンコープの報告では博多港の周りにぎっしり自生しているそうです。

 この日、ナバナを特産品にしている三重県が遺伝子組み換えナタネの拡散の実態を重く見て、県内の直採種を断念すると発表したというニュースが紹介され、会場内に衝撃が広がりました。ナタネの調査が始まった時から心配されていたことがどんどん現実になってしまう恐ろしさを改めて感じました。