「タイムマシン作文」返却される

2011年1月18日 11時22分 | カテゴリー: 活動報告

町田市の成人式 「二十祭まちだ」〜その2

中3のときに二十歳の自分に宛てた作文…どんな感想をもったでしょうか
中3のときに二十歳の自分に宛てた作文…どんな感想をもったでしょうか
…ここからあとはPTA会長を降りたあとの話なので聞き書きです。…

2005年度(平成17)の町田市立中学校PTAの連合会で、中学3年生が20歳の自分にあてて手紙を書こうという企画がもちあがりました。何しろ中学3年生という忙しい学年の途中から出てきた話でもあり、賛同する学校を募ってのスタートとなりました。アンジェラ・アキの『手紙〜拝啓15の君へ〜』のヒットを先取りしたことになりますね。

 その後は毎年、市立中学校の3年生は5年後の自分に宛ててメッセージを書くということが定着しているそうです。初回の2005年(平成17)に書かれた手紙を受け取るのが、今回の新成人というわけです。

その中に私の次男もいて、「オレ、中3のときそんな手紙書いた?」と記憶にないようでしたが、彼の場合は、この時の卒業生全員の寄せ書きの形にしたということがわかりました。

 総合体育館の「小体育室」が手紙の返却場所に宛てられ、それぞれの中学校PTAの担当者が待ち受けていました。受け取りに来た新成人たちの嬉しそうな顔を見た当時のPTA会長たちは、胸がいっぱいになったとのこと。その会場に駆けつけてくれた副校長先生もいらして、若者達はさらに盛り上がりました。

 この日返却できたのは6割ということです。当日欠席した人に渡すこと、手紙を5年間保管すること、当日スタッフとして参加することなどなど現役のPTAには負担もあり、いろいろ課題はあると思います。

その当時は事情があって登校していなかったり、私立中学に進学したり、この企画に参加できなかった中学校の卒業生であれば寂しい思いもあったことでしょう。誰にも自分の15歳のことをなつかしく振り返るものが受け取れるような工夫は必要としても、今後も町田の成人式の目玉として続いていくといいなあと思いました。

 アンジェラ・アキの『手紙〜拝啓15の君へ〜』はこう結ばれています。
「拝啓、この手紙、呼んでいるあなたが、幸せなことを願います」