野津田公園の上の原原っぱの駐車場化に怒る

2012年3月17日 18時15分 | カテゴリー: 活動報告

市民にも議会にも説明なしで進める市に対して建設委員会でも質疑

 3月8日、私の一般質問が終わりほっとした夜、ニュースが飛び込んで来ました。

芝溝街道に近い野津田公園の原っぱに工事車両が来て、たまたまそこにいたそこに居合わせた市民が、どういう工事なのか尋ねたところ、トラック100台分の砂利を敷き詰め臨時の駐車場にするという答が返って来たそうです。

工事が進まないよう9日から公園を利用している人たちはそこで座り込みをするというのです。翌朝議会に出かける前に現地を見てきました。雨の中、公園の隅に置かれた重機のそばに人が集まり始めていました。6日の公園運営協議会で公園担当者と会ったときに何の説明もなかったとのこと。

12月議会では陸上競技場をサッカースタジアムに改修する工事の予算の審議の際に駐車場についての説明もありましたが、その原っぱは駐車場の予定地には入ってはおらず、以前から市民との話し合いの中で原っぱはそのままの形で残すことを約束した場所です。

20日は町田ゼルビアがJ2リーグに昇格してから初めてのホームスタジアムでの試合であり、本来競技場に面した西側に200台規模の駐車場の整備計画があるのですが、用地買収がすすまなかったようで、原っぱなら砂利を敷けば20日までにできる、と工事を決めたようです。

市民を無視した市の強引な進め方に民主党・社民・ネットで、緊急質問を行うことを決め、12日の議会で議員が「野津田公園に座り込みをしている市民がいるがどのような状況か」と問いましたが、副市長の答弁は「公園を占拠している人がいて工事が出来なくて困っている。警察にも相談したい」と言うものでした。

この間現地では新聞報道で知ったという人も集ってきました。16日の建設常任委員会では予算の審議の中で委員がこの駐車場工事の中の件で質問をしました。行政側の「市民が違法に占拠している」の言い方に「どっちが違法ですかっ?」と応酬する委員。傍聴席からは「そうだ」、と言う声も漏れました。

傍聴者は多い時で40人くらい。子ども連れの母が何組も来ていました。公園に近い幼稚園、保育園、学校関係者、市外の人など、心配する人が駆け付けたのです。バリケードを取ってくれたら説明したい(最初理解していただくとの発言を、説明する、に後で言い直していました)という事でしたが、説明を受けたところで、1年間だけの駐車場だからと言って到底受け入れられるものではありません。

野津田公園は陸上競技場ができる前から、多摩丘陵の姿を残した貴重な場を残すために市民が運動してきた場所であり、市民と行政とが連携して野津田公園内の保全をしてきたのです。町田・生活者ネットワークは毎年この会のお祭りに参加していますが、山の恵みを味わう貴重な場所にもなっています。

 関東タンポポの咲き乱れるこの原っぱにシートをかぶせ砂利を敷き、1年後撤去したら植生は復活するでしょうか。原っぱから雑木林の丘へ続く道も荒れてしまうのではないでしょうか? 

 陸上競技場と駐車場整備は市の責任で行っているもので、今回の事は町田ゼルビアが望んだことではありません。でも市がこのような進め方をしていてはゼルビアを泣かせることになりませんか?9日から始まった原っぱの見張りは今も続いています。