町田の森みてある記 片所(かたそ)谷戸 4月6日

2013年4月15日 13時47分 | カテゴリー: 活動報告

  多摩境駅の近くにある片所(かたそ)谷戸は、地元の「小山のホタルと自然を守る会」が大切に手入れをされている場所です。会の方のお話を聞きながら歩いてきました。昔は田んぼだったそうで用水路の名残があり、ホタルが飛ぶころには見物の人が訪れるそうで、造成した墓地のすぐ脇に迫っています。
 

片所谷戸の入口

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
世界に100本くらいしかないというホシザクラが群生していることを専門家が10年前に発表し、東京都の環境局長も見に来たそうです。10年ほど前に、こんなに駅から近いのにホタルの出るところがあるのよ、と聞いてはいたのに、今まで訪ねたこともなかったのはもったいなかったなあとつくづく思いました。

 花びらはもう散っていましたがホシザクラ特有の濃いピンクのガクが残っていてきれいでした。ソメイヨシノ、ヒカンザクラ、ウワミズザクラくらいは知っていましたが、ホシザクラ、マメザクラ・・なんとかザクラとそこには11種類ものサクラがあるということでした。イチリンソウややフデリンドウにも久しぶりに会えました。

小山小学校の子どもたちが作ったかわいい立て看板

 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 ここは京王電鉄が所有している土地で会の人の長年にわたる運動が実り、市が買い上げてくれることになっているそうですが、すぐそばまで、区画整理事業の対象地になっています。谷戸を含む広いエリアを買ってくれと2008年に請願を出して採択されていますが。宅地並みの価格で買って欲しいとの地権者の意向に、宅地並みの価格で買い上げるという条例がないので、買えません(???)ということになったとか。

小山のホタルと自然を守る会代表と

 

 

 

 

 

 

 

会の長年に渡り保全活動だけでなく、地元の小学校の校外活動のお手伝い、独自にホタルや植物の調査もされてきたことに、感心しっぱなしでした。みなさんの活動を心強く思いながらも、いずれ京王電鉄の土地から町田市の公園か緑地に変わった場合、市民の安全を考慮したコンクリートで固められた幅広の遊歩道ができるかも・・そうなると、この風情は失われるのではないか、と気がかりです。