5月13~14日 建設常任委員会の視察

2014年5月23日 18時50分 | カテゴリー: 活動報告

1日目 神戸市役所 分別パンフレット 『ワケトン』のキャラクターに、町田市の忍者ファミリー『ワケ丸』一家を思いだす

  2Rをすすめている神戸は15万人以上の大都市、神戸港開港は1868年、1900年ら行政のごみ処理の歴史ははじまり、阪神・淡路大震災のがれき処理を経験しています。ごみの歴史も古い町なのです。

 うかがった神戸市役所1号館は30階建て、議会事務局は会派室などは25階より上、議場は最上階の30階でした。エレベーターはあるものの、ここまでみなさん傍聴に来られるのですか?と窓の外に見える神戸港の景色に見とれながら事務局の方に聞いてしまいました。

  ごみの減量、啓発という点では町田市も頑張っていると他の自治体に行って感じるところです。こちらではゴミのピーク平成1293万トン(市民一人一日当たり1710g)を平成27年度までに半減以下にという目標を持っています。(ちなみに町田市は2012年度の市民一人一日当たりの総ごみ量は756g、2009年度のごみ処理量99千トンを2020年度6万トンにする目標です。)

 発生抑制と、再使用を優先に、分別等に取り組んでいる事例をうかがいました。一般家庭のごみ袋は無料、生ごみの自家処理法として、少しずつですが段ボールコンポストの普及にも取り組んでいるということでした。私もやってみようかな。

 2日目 兵庫県 朝来(あさご)市 バイオガス施設、南丹クリーンセンター

  こちらも兵庫県、宿泊先の三宮から特急に乗り内陸を走り峰山駅から車で10分ほどのところに、町田市が2020年に稼働予定のバイオガス施設のお手本にしている南丹クリーンセンターがあります。すぐ後ろは山、前は川という地形、人家は近くにはありません。

 建屋の中に焼却施設があり、そとにメタンガス発酵槽と発生したメタンガスをためるタンクが屋外にあります。メタンガスの8割は、屋内の発電機(ドイツ製、自動車のエンジンと同じという事)での発電に使われ、固定価格買い取り制度にのっとり、1キロ㎥当たり、40円以上の高額で売られます。ここの焼却施設、熱回収施設では、容量が小さいため発電はしていないそうです。

家庭から回収されたごみを破砕機械に通すと生ごみと湿った紙ごみが分離され、穴あきザルのようなところから、発酵槽におくられるという仕組みです。発酵液は遠心分離機で脱水され、絞りかすは焼却ごみのピットに戻される。という一連の工程はモニター画面で確認。

残った水分は発酵槽の水分にまわされ、放流はしていないということでした。2年間はメーカー保証で、メンテナンス費用が掛からないが、3年目以降は毎年1億円ほどかかる見込みとか。しかし、発電量は見積もり上回る好成績だそうです。

 このバイオガス施設、平成17年の市町村大合併の交付金と、環境省の補助金で建設されたもの。悪臭もなく、いい施設ねえといいたいところではありますが、資源を有効に使うためには予算がかかり、一つの施設で収支のバランスがとれるわけはないことは承知しながらも、町田市にとって本当に必要な施設なのか・・・・。

3日目 京都府京丹後市 200円均一バスのお話 担当者はエンターテイナー!

  大都市東京の町田市、神奈川県に接する町田市も交通不便地域はあり、とくに相原町の人が橋本駅まで買い物に行き神奈川県に入った途端シルバーパスは使えないという不満や、町田市役所方面へ向かう直行のバス便がない。コミュニティバスの運行を様々な地域にとの要望は絶えません。

 向かったのは丹後半島のど真ん中にある、京丹後市。降り立ったのは北近畿タンゴ鉄道の峰山駅です。(若狭湾に向かい南下していくと天の橋立があるのですね。沿線に生野という駅があり・・大江山、いくのの道も遠ければまだふみもみず天の橋立、という歌を思い出しました。)

 企画政策課、公共交通係の路線バスを動脈としてどこまで行っても200円に値下げを説得各家庭にバスを利用しやすくするための時刻表を配布して、家族の送り迎えに頼ってきた高校生をバスの利用者に変えていったなど、ノウハウをたっぷり伺いました。若き担当者のユーモアたっぷりのお話に笑いが絶えませんでした。様々な自治体から講演のお呼びがかかるのだとか。そして北海道は帯広市の高校生まで視察にやってきたとか。