4月29日(水・祝)「小野路で生き物観察会」北部丘陵の一角、奈良ばい谷戸に行ってみた

2015年5月15日 15時42分 | カテゴリー: 活動報告

 以前小野路歴史環境保全地区を歩いて観察会をしたことがありました。

奈良ばいはその地区に隣接する町田所有のエリアです。北部丘陵課が里山の再生・保全をNPO法人「結の里」に委託しています。

  この周辺は東京都の指定する『図師小野路歴史環境保全地区』として保全組合が管理している土地、小田急電鉄所有の土地、町田市が公団から買い上げた土地、地元の人が昔から所有している土地、東京電力の鉄塔があり高圧線が通る東電の管理する土地、と所有者も様々で管理の状況も様々であることがわかりました。

 もともとは多摩ニュータウンの開発エリアとして公団が所有した土地でしたが、2003年頃の計画中止後、100ヘクタールを町田市が買い取り、北部丘陵まちづくり基本構想策定、北部丘陵活性化計画策定と方向性は定めてはいます。

 しかし、リニア中央新幹線の非常口も近くに建設予定、丘陵の下をトンネルが通るわ、小田急多摩線延伸やモノレール延伸の対象地域にもなっており、これから先どの様な環境になっていくのか心配な地域です。

 そんな中、奈良ばいではボランティアの熱意で田んぼや畑が再生されてきました。

 NPO法人「結の里」の方の案内で田畑の周辺の、程よく日差しが差し込むコナラ林の中を歩きながら、薪や炭の材料として、定期的に木を切り、落葉樹を更新させることで、多様な山野草が出てくるのだとお話を聞きました。

結の里の皆さんがアズマネザサや孟宗竹が密生していた場所も刈り払い、里山の風景を再生してくださるからこそ、ハナイカダはじめ、久しぶりに会いたかった様々な植物に出会える事が出来るのですね。

 町田市にはこの『結の里』のような地道な作業に取り組んでいる『ふるさとの森』管理団体が30ほどあります。

  奈良ばいを後にして、ふるさと交流館まで行く途中、ある竹林でタケノコ堀りをさせてもらいました。タケノコひとつ掘るのにも周囲の土を掘り出しびっしり細かく生えている、様々な植物の根をスコップで切りと、結構な手間と体力を使います。ボランティアの方達のこれまでのご苦労がしのばれました。