総務常任委員会の視察報告 5月9日「福岡県 産業・観光振興② 久留米市」

2017年5月29日 16時36分 | カテゴリー: 活動報告

5月9日 久留米市  市勢  人口30万2千人 面積229,96 km2
久留米まち旅博覧会について
説明者 商工観光労働部  観光・国際課  場所:久留米市役所

平成17年1市4町の合併により東西に広くなった まだ観光資源として認知されていない地域資源を掘り起こし、地域の住民や企業がさまざまな企画=体験型観光プログラムを実施している。

このプログラムは平成18年度、新幹線開業効果活用事業「久留米商品化戦略プラン」をJTB九州へ委託したことから始まった。翌年、プラン策定時のワーキングチームと様々な業界で活躍する市民を集め、53のプログラムの素案をつくった。
現在の事務局はNPO法人久留米ブランド研究会が担い、久留米市の観光コンベンション国際交流協会が補助金を出し、協会には久留米市が補助を出すという構造になっている。平成24年から国庫補助がなくなり、市独自の補助800万円で運営している。

「いつでもまち旅」という公式ガイドブックはA5サイズで手に取りやすい大きさ。紙質もふわっとした感触のものを使用している。ガイドブックとポスター作製に300万円、残りがNPOの人件費という厳しい財政状況。事務局が電話を受け付けると、利用料金の中から、保険の手続きをし、NPOに100円の手数料が入る。残りは主催団体に行く。NPO法人久留米ブランド研究会が独自に収入を得るのは手数料の100円のみとなっている。

NPOになった時、広告を取ってはどうかという話もあったが広告を掲載するとイメージが変わってしまうとのことで採用しなかった。
ガイドブックには、染物、座禅体験、ブリヂストンの社長室から社食までの特別見学や、医療の現場見学などバラエティ豊か。9年間で2848名の参加者数となっている。開催場所の事情もあるのだろうが、おもてなしのこころで目の届く範囲の定員を設定しているということで、多い企画でも30名程度となっている。

市民だけでなくの旅行者の参加もあり、もともとタクシーの運転手も、「久留米には何もない」と言っていたというまちの再発見やふるさとを誇りに思う気持ちの醸成につながっていると思われる。
市外に向けての広報の一つとしてHPシステム「大分の温泊」を参考にして、使っているとのこと。

町田でこのような企画を展開するとしたら、どういうものになるか。町田自慢サポーターによる薬師池公園、協和発酵キリン、野津田公園ハイキングなど、久留米の企画から想像を巡らせた。