総務常任委員会の視察報告 5月10日「福岡県 産業・観光振興④ 柳川市」

2017年5月30日 13時45分 | カテゴリー: 活動報告

5月10日 柳川市 市勢 人口 6万7千人 25244世帯  面積 77、15km2 (田畑39,86 km2)

柳川市観光振興計画と観光によるまちづくり

柳川市は有明海に面した筑後平野の最南端の市である。古くから干拓され、そこでの農業や水産業も盛ん。潮風を受けて、甘い巨峰や、麦と米の二毛作が行われている。海苔の製造量は全国一ということ。訪れた時期は穂が実った広大な麦畑を見ることができた。

平成17年の合併で、当初は7万6千人の人口であったが、減少している。定住化を促進し7万人を目指しているが厳しい状況である。

観光スポットとしては北原白秋の生家や、旧藩主立花宗茂の邸宅や、迎賓館は全長470kmの掘割を持つ水郷として名高いが、平成5年の観光客による62億円の消費は超えることはできていない。しかし海外からの客(台湾54%、韓国27%、香港7%)は平成27年度、過去最高となった。入込客数、消費額も前年より大きく伸びている。

観光振興計画は平成21年に策定され、水郷と癒しのたたずまいを基本コンセプトに柳川の魅力を最大限に生かした観光振興を展開している。

面白いと思ったのは、平成28年2月にリリースされた、柳川観光PV「さげもんガールズ」は海外メディアから発信する仕掛けになっている。全世界で約1000万回と推計されている。柳川駅で動画を見ることができた。ご当地アイドルが踊る画像だが背景が柳川の掘割など、次々と変わり思わず見入ってしまった。

これまで古くから営業していた旅館の廃業もあったが、今回の視察で泊まったホテルは今年3月に開業し186室の大規模なものであり、これまでの188室から374室となった。

柳川ブランドは、歴史的財産と、有明海の風景、掘割の景観など、ここならではの財産があると感じた。

ひるがえって町田市はどうであろうか。自由民権運動の地、という他は、弥生・縄文遺跡、これは全国どこにでも点在している。九州、沖縄と違い、中国や韓国から観光客が気軽に旅行できる立地でもない。首都圏の人が癒される、都会の中の自然をもっと売り物にできないか。