まちだ市民クラブ会派視察報告②

2017年6月5日 12時10分 | カテゴリー: 活動報告

川の氾濫を防ぐために雨水をどのように貯留するか、その活用について

視察その2  福岡大学構内サッカー場

 

トース土工法、通常の真砂土と違い、水の浸透が早いことがわかる。

サッカー場の人工芝の下に、トース土工法による土を敷いてある。通常の真砂土と違い、水の浸透が早い、つまり、雨水を人工芝の下にいったんため込むことが出来る。一般のグラウンドの雨水浸透力は7mm/h、森は20mm/h 浸透するということだ。

 

 

 

 

 

あまみず科学センター 福岡大学構内

簡易的な住宅を模した倉庫の屋根をコンテナ・テラス屋根で覆い、基礎部分に雨どいから、あまみずが流入するよう貯留槽を設けてあった。オーバーフローした時は外部への流出量が最大でも59mm/hとなるように穴の径を調整してあるとのことだった。屋根の面積は41,2mで、すべて貯めるには8,2トンの容量が必要、コストは1mあたり6、9万円と試算されている。敷地にはキャラバンカー『雨水タメルンジャー』が駐車していた。これで島谷先生は学生らと共に全国を回り、あまみずの価値と川に流す前に貯留を、と呼びかける活動を展開している。町田市にも4月に来たということだ。

雨が止めばすぐに遊びに出られる

視察その3  仁愛保育園

テニスコートぐらいの広さの人工芝をしいた園庭。福岡大学のサッカー場と同じ仕様の人工芝を設置。子どもたちが水遊びして水をどんどんまく。速やかにしみこむのでぬかるまないし滑らない。雨が降っても上がった直後から園庭で思い切り遊べる。工事前は乳児の部屋に土ぼこりが入って困っていたが、今はその心配もなくなった。仁愛保育園には なんと310人の園児がいるとのこと。

 

 

 

雨の家 渡辺ハウス

視察その4 雨の家 渡辺ハウス

福岡大学の先生の自宅を新築、その地下や庭に貯留槽を設けた事例

42トンためられる地下貯留槽を新築時に設置。樋井川が近い。ここは標高18メートルだが、下の家は下水管が逆流してあふれたことがある。

2008年雨水プロジェクトで検討した。ワークショップしながら模索した。東日本大震災を受けて2012年4月から各銅さんが設計変更し、南向きの屋根にして40kwの太陽光パネルの設置ができるようにした。固定価格買い取り制度42円/kwの時代だった。

トイレの水と風呂は雨水、風呂の湯はつるつるした感触との事。建築基準法で水と雨どいを一つの配管でできない。コストは高くつく。

17,5トン生活用水に。毎日90リットルの雨水を使う。 屋根に降った雨水がどんどんたまる。雨どいが大きい。落ち葉が入ってくるが影響はない。第1層の貯留槽見せてもらうが落ち葉や泥の堆積はあまりない、3年くらい経つがこのまま様子を見ている。

雨水管に出ていく量が少ないので、水害についての抑止力を発揮できている

オリジナルのコンクリートの型枠をつくるので、貯留槽を作る費用は500万円くらい。これがユニット化すればもっと安くなるが。ローンの利率を下げる仕組みとか、トータルでペイできる仕組みがあればとのこと。