真新しい、高座クリーンセンターを視察

ストーカー炉の中には、この火格子(ひごうし)が並んでいる

ゴミの搬入路はRの形

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年から多摩ニュータウン環境組合議会(多摩市、八王子市、町田市の議員9名で構成)の議員をしています。

年に一度、視察があります。今年は海老名市にある高座清掃施設組合が運営する高座クリーンセンターに行ってきました。 今年度から稼働した真新しい施設です。炉のタイプは、多摩清掃工場や、町田市で建設が進む新清掃工場と同じ、『火格子』を動かしてごみを燃やしていく『ストーカ炉』というものです。

この施設の特徴は煙突が建物に埋もれたような形になっているところです。パンフレットの写真をご覧ください。左側の煙突の上部の周囲は展望室になっており、あいにく富士山は隠れていましたが、新幹線も眼下に見え、360℃の大パノラマを楽しめます。

見学コースは夏休みの親子連れが自由に行き来していました。ゴミをためるピットの前では、ゴミをつかんでは落とし、を繰り返すことでかき混ぜて、水分などを均一にして燃えやすくする、『ゴミクレーン』の動きをガラス越しに間近で見ることができます。すぐ横の操作室で、クレーンを遠隔操作している職員の様子もガラス越しに見られるという作りで、見学コースも進化しているのだなと思いました。子ども達からあがる歓声に、クレーンがゲームセンターのUFOキャッチャーのようにも見えました。

このクリーンセンターは海老名市、座間市、綾瀬市の三つの市(合計人口は約348000人)で運営していますが 2つの炉で1日に245トンのゴミの処理能力を持っています。一人分のごみの1000年分を一回で焼却できる能力とのことですが、もともと350トンの処理能力があった施設のそばに減量を前提にして新しい施設を作りましたが、今のところ限界の245トンに近い処理量であるとのことで、海老名市は危機感を持ち、先駆けて来年度からゴミ袋の有料化に取り組むということでした。いっぽう多摩ニュータウン環境組合の焼却炉は 一日400トンの処理量を持ち、ゴミが足らないという別の危機を抱えていて、町田市のゴミの搬出エリアの拡大も決まっています。

2021年度から稼働する町田市の新清掃工場の焼却施設は2炉で合計258トン。回収した燃やせるごみの中から生ごみを分離しバイオガス化施設でメタンを回収することになっていてその事による減量と、多摩ニュータウン環境組合への搬出地域も拡大することでの減量も見込めます。しかし横浜線より北側の容器包装プラスチックの回収は、処理施設の建設が予定より遅れていることにより減量を見込めず、という状況があります。プラスチック不使用の運動がやっとメジャーなこととして取り上げられるようになりましたが、プラごみを一気に削減することにはならないし、などと考えさせられました。