3月議会終了 付帯決議と議員提出議案、一票差で採択ならず!
本日、町田市議会第1回定例会が終了し2020年度予算等が決まりました。
本会議で、(仮称)国際工芸美術館の設計委託料の予算について、まちだ市民クラブ会派は「付帯決議」の提案をしました。私が会派を代表して提案しましたが、惜しくも一票差で否決となり、公明党会派の提案した柔らかい表現の「付帯決議」が採択されました。これは予算に対する修正ではなく、予算に賛成して採択された上で、「こういう点に気をつけて進めてください。」とクギを刺す意味合いのものです。
まちだ市民クラブ会派が提案した理由の概略は、次のとおりです。
「(仮称)国際工芸美術館」の整備工事費の予算と、これと一体的に整備する予定の「芹が谷公園“芸術の杜”」計画は、そのコンセプトも必要性や効果性も不明確で、いまだに多くの疑問点が残っている。
施設整備に掛かる予算規模も収支計画も不明確な状態で、基本設計を終え、議会審議を経ずに実施計画に入るのは異例な状況。
そこで、説明責任と議論する場を求める。
「付帯決議」の項目は以下の内容でした。
・基本設計終了後、速やかに施設の収支計画及び具体的予算計画を策定し、報告する場を設ける事。
・芹が谷公園“芸術の杜”計画上、(仮称)国際工芸美術館の必要性をより明確化し報告する場を設ける事。
・上記報告する場を経て賛同を得られた後、実施設計に入る事。また、賛同を得られ、必要性が認められるまで、(仮称)国際工芸美術館関連予算執行を凍結する事。
また、議員提出議案として『「種苗法改定」の慎重審議を求める意見書』も会派で提出しましたが、これも一票差で否決、国に提出まで至りませんでした。
種苗法改定や種子法の廃止については、以下のホームページに詳細があります。
※日本の種を守る会https://www.taneomamorukai.com