任期終了月の議員報酬はどうなっているか

渡部真実の2022年3月 議員報酬明細表

私の議員任期は3月8日まででした。最後の議員報酬がどうなるのか考えたことはありませんでしたが、きちんと日割りで計算されて、「31分の8」の金額が明細に表記されていました。また3月9日からは、新たに議員になった人の任期が始まり、こちらも日割りで計算されています。

議員を退職したら、3期以上務めた人は議員年金を受け取れるのではないか、と勘違いされている方もいるかと思います。2011年6月(私の1期目)に議員年金が廃止になっているため、私に議員年金はありません。年金が支払われる時には、掛金に税金が上乗せされます。税金の使い方として問題があり、生活者ネットワークは元々議員年金に反対していました。それまで議員共済費として月々8万8千円を支払っており、議員年金廃止の際には支払い額の80%が還ってきましたが、何だが詐欺に遭ったような、残念な気がしたことを思い出しました。

65歳になり、国民年金の受給手続きをしてきました。私立大学に努めていた期間、夫の扶養家族の期間、議員に在職した12年間から計算されて支払われる年金額は70万円弱。もし家賃が必要な住宅に住んでいたらとてもやっていけない金額だと、改めて実感しました。持ち家に住んでいても、メンテナンス費用はかかります。20年ほど前に「ライフプラン講座」を受講したことがあります。その時は他人事でしたが、今はしっかり自分事です。